2024年研究例会のお知らせ

下記のプログラムに基づき、対面形式(同志社大学今出川キャンパス)で開催されているものをZoomでもライブ配信するハイブリッド形式で研究例会を開催いたします。

日時:2024年2月24日(土)14:00~16:10
場所:同志社大学今出川キャンパス
寧静館(Neiseikan) 4階 会議室(Conference room)

非会員でオンライン参加を希望される方は下記のフォームから参加登録をお願いいたします。
(2024年2月22日締切)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfIMYm2Tuc0PvU3llwSBdU_11bFUPl0EOOOIZ2w-EXUAchVfQ/viewform

プログラム

14:00~14:05 開会の挨拶

14:05~14:45 
シラ・マルカ・コヘン会員(同志社大学国際教育インスティチュート嘱託講師)
「死の舞踏とハド・ガドヤー:ヤコブ・ホロウィッツの作品における音楽、ホラー、 そしてユダヤ史」
ヘブライ文学モダニズムの先駆者の一人であったヤアコヴ・ホロヴィッチ(1901-1975)は1941年、ヨーロッパからすでにイギリス委任統領パレスチナに入ってきていたナチス氏は以下のユダヤ人の運命への応答として短編小説『מוזיקה מודרנית』(直訳「現代音楽」)を発表した。この作品はホロヴィッツ自身のユダヤ人の虐殺に対する悲嘆や自責の念を表現するだけでなく、世界におけるユダヤ人の場所、特にヨーロッパ文明との間牽制を見直すものとなった。この発表ではホロヴィッチの短編におけるこれらの思想を「現代音楽」という象徴の異なる4つの解釈を元に論じる。
14:45~15:00 質疑応答

15:15~15:55 
アダ・タガー・コヘン会員(同志社大学神学部教授)
「現代における反ユダヤ主義 – 個人的視点から」

イスラエル建国10年後に生まれた一人のユダヤ人として、自らの経験をもとに反ユダヤ主義について考察する。これまで発表者は、欧州のホロコースト関連資料をもとに反ユダヤ主義を理解してきたが、過去30年間で反ユダヤ主義が反イスラエルとなり、その認識は変化した。このような反ユダヤ主義の変遷と、現代日本で暮らすユダヤ人としての幸運について語る。(English with simultaneously Japanese translation)
15:55~16:10 質疑応答

共催:同志社大学一神教学際研究センター(CISMOR)

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