日時 2017年5月25日(土)
場所 学習院女子大学 2号館2階 222教室
(副都心線西早稲田駅徒歩5分、東西線早稲田駅徒歩10分、JR高田馬場駅徒歩15分)
注意:学習院女子大学への入構の際には、正門(明治通り)もしくは北門
(諏訪通り)の受付で氏名を記入し、入構証をもらってください。
総会(13時~14時)
議題
1.前年度活動報告の件 2.前年度会計報告の件 3.会誌編集報告の件
4.2019年度活動計画の件 5.2019年度予算の件 6.理事・監事改選の件
7.その他
日本ユダヤ学会 公開シンポジウム
「エルサレム ―聖都をめぐる政治―」
日時 5月25日(土) 14:00-17:50
会場 学習院女子大学 2号館 222教室
14:00-14:10 開会のあいさつ:市川裕(東京大学)
14:10-14:50 辻田俊哉(大阪大学)
「エルサレムをめぐるイスラエルの政策動向」
イスラエルはエルサレムを「永遠で不可分の」首都と主張し、その目的に向け、様々な政策を実施してきた。本報告では、近年のエルサレムに関するイスラエルの政治、安全保障、経済、科学技術イノベーション面での政策動向と国内における政策課題をみていき、最後に、諸政策が中東和平プロセスに及ぼしうる影響について考える。
(質疑応答10分)
15:00-15:40 臼杵陽(日本女子大学)
「イスラーム的エルサレムの現在」
イスラーム的エルサレムとは、アル・アクサー・モスクおよび岩のドームがあるアル・ハラム・アッ・シャリーフ(聖域)のもつ象徴性によって表象される。本報告ではこの聖域をめぐる争いを、歴史的に重層化された「地層」の観点からイスラーム的エルサレムの現在を踏まえて考察する(質疑応答10分)
15:50-16:10 休憩
16:10-16:50 並木麻衣(日本国際ボランティアセンター)
「パレスチナ人住民の立場から:聖都エルサレムが抱える課題と展望」
エルサレム人口の38%を占めるとされるパレスチナ人住民は、ユダヤ系住民とは異なる難しい境遇の中で暮らし続けている。本発表では、東エルサレムで支援活動を行うNGOスタッフの視点から見えた、現地の人々が直面する問題、暮らしを支える共助の試みや、守られるべき権利を訴え続ける人々の姿について報告する。(質疑応答10分)
17:00-17:50 全体討議